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家事按分

仕事と私用で使うWi-Fi代|家族利用も含めた整理方法

自宅のWi-Fiを仕事にも家族の動画視聴にも使っている。その料金は、仕事に使う分を分けて経費にできます。

最初に決めるのは仕事用の割合です。誰でも使える決まった割合はないので、利用時間や用途を基に考えます。割合を考えるためのメモと、決めた後の計算を順に紹介します。

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記事内の金額・利用割合は説明のための例です。

自分名義の回線でも、家族が使っていたら?

本人名義で契約していても、家族や自分の私用に使う部分はあります。反対に、仕事専用の回線を別に設けている場合は、家庭用回線と利用状況が異なります。

見るべきなのは契約名義ではなく、誰が何に使っているかです。自分の仕事だけでなく、家族の動画視聴や私用の通信も含めて考えましょう。

根拠・確認先:国税庁|所得税基本通達45-1・45-2 家事関連費

仕事と私用の利用を並べ、割合の基準を考える

まず、本人と家族が回線を使う時間・用途を並べます。たとえば「自分は平日の会議と納品」「自分の私用は夜の動画」「家族は休日の動画」のように、仕事以外も書き出しましょう。

時間を基準にできるか検討するなら、同じ期間の仕事用と私用の利用時間を比べます。仮に仕事20時間、本人と家族の私用30時間なら、20÷(20+30)=40%です。これは時間比を求める計算例で、そのまま税務上認められる割合を示すものではありません。

時間比が使い方を表しているかも考えます。たとえば短い時間に大量の仕事用データを送る場合や、家族と同時に使う場合は、単純な時間比では分けにくくなります。通信量や用途の記録も添え、判断しづらければ、その記録を基に税理士や税務署へ相談しましょう。

利用状況を残すメモの例
記録すること記入例
調べた期間9月1日〜30日
本人の仕事用顧客との会議、制作データの送受信
本人・家族の私用動画視聴、ゲーム、私的な買い物
時間や通信量仕事用と私用を同じ期間で集計
時間比だけでは分けにくい使い方家族との同時利用、短時間の大量通信

月6,000円の40%なら、事業分は2,400円

月額料金が6,000円で、利用記録から仕事用を40%と説明できた場合を考えます。経費にする金額は、6,000円×40%=2,400円です。

ここでは、仕事用40%と説明できる根拠がある前提です。利用記録と計算方法を残し、割合だけを他の家庭の例から借りないようにしましょう。

ルーターの購入、工事費、動画サービスとのセット料金などがある場合は、月々の回線料金と内容を分けて確認します。

同じ通信費でも、スマホ代とは分けて残す

通信費は、電話代やインターネット回線料などをまとめる支出の分類名です。記録例は「9月/自宅Wi-Fi/料金6,000円/仕事用40%/経費2,400円」。スマホ代とは別の行にし、割合を決めたメモも残しておきます。

利用者が増えた、出社中心になった、仕事専用回線を契約したといった変化があれば、対象額と割合を見直します。毎月の確認では、請求と使い方が変わっていないかを見ます。

よくある質問

仕事専用に契約した回線なら全額でよいですか?

事業に必要で、実際に仕事だけに使う回線なら全額が経費の対象です。家族や本人が私用でも使う場合は、その分を分けます。

一度決めた割合は、いつ見直しますか?

在宅勤務の日数や家族の利用が変わったときが見直しの目安です。最初の利用記録と計算方法を残しておけば、変わった点から考え直せます。

スマホ代もWi-Fi代も同じ割合でよいですか?

両者は利用者や用途が違うことがあります。それぞれの根拠を確認した結果として同じ割合になる場合と、単に流用することは区別してください。

参照した一次情報

制度は内容確認日時点の情報です。適用する年・契約・申告条件によって扱いが異なります。具体例は説明用の架空例です。

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